春に向かって足を運ぶ
啓蟄です。早ひな祭りも終わりモグラが顔を出してくる季節になりました。先日、何十年かぶりに高校の卒業式に参列させていただきました。昔と違った風景に様変わりしているのに驚かされました。
体育館には父親の姿が半分ほどを占めてました・・・。昔は母親の姿で埋まっておりいわゆる式服姿が広がっていましたが・・・今回、卒業式において両親の勤務型のスーツ姿が目にとまりました。時間は流れ価値観は多様化し、学生も昔とは違っていることを痛感しました。
話は変わりますが、PTSDという症状においては 《そこにとどまり出てこられなくなる》 というものですが、治療として故人である中井久夫先生は「鈍行列車から急行列車に乗り変え、できうる限りその場から移動し風景にしていくのを目指すこと・・・」だと言われましたが「昔は~こうだった」と言い始めたら年を重ねている証拠でしょうか・・。令和6年度は年明けから震撼とさせられ今なお続いておりますが春に向かって足を運ぶとしましょう。今年度もよろしくお願いいたします。