あけましておめでとうございます!
年明けです・・・・・今年は寅年とら🐅・・・・・それも女性は避けられる豪の寅です。
いまだ続いているコロナ禍での生活は厳しいものです。人の集まる場所は避け・・・
旅行は全く、映画館にも出向けず、美術館にも行けず、休日は自宅で過ごすことが多くなって久しいこの頃です。メンタルヘルス、セルフケア―をしなくてはいけないのですが、暇つぶしにテレビをつけては、ショッピング三昧・・・。気づけばあれこれと配送されてきています。“買いすぎ?”・・・でもお金の切れ目で回数も減り、安どしている私がいます。(ホッとしてます)
昨年末に「アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会」が猪野亜郎先生・廣中直行先生の指揮のもと三重県で開催されました。現況に応じてオンラインでも実施されて参加することができました。
大会長である猪野先生の言葉のなかに河野裕明先生の懐かしいお名前が出てきました。思い起こせば若いころ(30歳代)久里浜病院の研修を受けに出向いたころを思い出しておりました。優しい眼差しで向き合い、口から出る言葉は柔らかくも厳しい言葉でした。また、研修後の先生宅での慰労会は格別楽しく盛り上がったものでした。コーヒー酒をふるまってくださったのには驚きではありましたが・・。
研修においては、ア者は問題行動をなぜ繰り返すのか?援助技法、面接という方法を研究しながらかかわること。ア者が飲むということは文化的背景的なものも考慮しながら社会関係(地域性・集団性)という視点を忘れないこと。人を人としてかかわること・・・。
以降、好きでやりはじめはしましたが、臨床場面ではア者とかかわることの困難性だとか消耗感を味わうばかりの日々だったかしらと思い出すばかりです。このような時、医者だけでなくコ・メデイカルの参加も許され、参加することで肩の荷が下ろせたり、エネルギーの充電ができたのも正直なところです。私自身の癒しの場、自助的な役割と化していったものです。
昔と大きく変わったことは「断酒」でなくても「減酒」で行きましょうということです。行きつくところは断酒にはなるのでしょうが・・・。
ア症者という医療モデルではありますが「健康」を考慮したかかわりに変化してきていることです。すそ野が広がったということでしょうか。そして社会の中で共に生きていくことを支援するということです。
核になるのは「人と人との関係性、親密性、信頼性を育むこと」ということで支援者自身の人柄が求められてきているかもしれません。
本当に簡単ではありますが大略とします(個人の感想です)。
(G記)