子どもの問題
「今は立秋です!」と言いながら、大型台風がヤット立ち去り、ホッと安堵しているところです。最近は、予測がつかない台風の到来です。これも大気圧など世界の環境要因が変化しつつあるからなのでしょうか。
また、新しい年号「令和」を向かえ、新聞紙上も子どもの問題にフォーカスした記事が多く目に留まります。
児童虐待の問題をはじめ、ゲーム依存症、薬物依存症、ひきこもり問題と一つの糸でつながっているかのようです。
共通する特徴は「自己評価が低く、自分に自身がもてない」「人を信じられない」「本音を言えない」「見捨てられ不安が強い」「孤独で寂しい」「自分を大切にできない」という点でしょうか。根本にあるのは<人を信じられない>という特徴が際立ちます。何故なのか?
人を信じられる環境でなかった人、信じていいと思えないまま孤独に生きてきた人が多いのではないでしょうか。
シラフでは生きて行けない、「生きにくさ」を常に抱いているのでは・・・。ここを支援していくことこそが大事になるのです。つまり、本音を言える、正直な気持ちを安心して話せる支援が必要になるのではないでしょうか。
今一度、このことに本気で取り組んでいくことを必須としている時代です。最近「共に歩く」という映画を観ました。1人の小学生の男子生徒の問題から家族へと視点が移る内容です。今、家族として何ができるか、1人の大人として何ができるのか、人として何ができるのか・・・。
重苦しいものでは有りますが、“どーにかなるさ~“とやり過ごしていくのではなく、丁寧に検証し、過去に振りまわされない生き方を模索していくことが大事となるのです。
今年は本当に暑い夏が(今もまだ35度越えです)早く終わりを迎えて欲しいです。
(G記)