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ネット依存/カフェイン中毒

 最近新聞紙上でよく目にするタイトルが有ります。“「ネット依存」の中高生、飲酒・喫煙傾向も際立つ中高生”の「依存」という単語です!
 中高生の飲酒の日数とネット依存の関係を調査したものを掲載しているものです。これはインターネットに夢中になり、使う時間を減らすのが難しくなる「ネット依存」が疑われる中高生は、飲酒や喫煙をよくする生徒ほど該当する割合が高いことが、全国調査をもとにした厚生労働省研究班の分析でわかったらしい。未成年者の飲酒・喫煙といった行為の依存につながる共通要因がある可能性が出てきたという。
 この中でわかったことは“ネットのために人間関係を台無しにした”問題から逃げるためにネットを使う”と回答がなされ依存の疑いが強いものと判断された。飲酒習慣ネットとの関係を分析すると、20日以上飲む生徒では25.1%と飲酒の頻度が高いほど依存の割合も高い傾向となった。
 これらから、中高生には予防や治療のための対策を考えるべきときがきているのではないかと研究班の者が語った。
 数日置いて「カフェイン中毒、5年で101人搬送、若者中心に乱用?」と見出しが出た。
 うち3人は死亡したとある。これも若者を中心に「乱用」されていることが理解できる。
 カフェインは興奮作用が有り、短時間に大量摂取すると吐き気、心拍数の増加、興奮などの中毒症状が現れる。個人差は大きいが、成人では1グラム以上で症状が出る可能性が高くなると指摘されている。
 文部科学省の日本食品標準成分表によると、コーヒーには100ミリリットル当たり0.06グラム、煎茶には0.02グラム、広く使われている市販の眠気防止薬は1錠0.1グラムほど含まれ、風薬や若者を中心に人気の炭酸飲料「エナジードリンク」にも使われているとのこと。
 症例として、深夜勤務についていた20歳代の男性が、エナジードリンクとカフェイン製剤を一緒に飲みすぎて死亡する事故が2015年にあり、その後も相次いで病院搬送となるケースが増えているとのことで実態調査をはじめた。調査結果は「時には自殺目的で過量服薬する者もいたが、眠気覚ましのために乱用している」と述べられた。
 「エナジードリンクでカフェインの効果に出会い、より効率的に強い効果を求める」ということで若者を中心にカフェイン中毒が増えていることが判明した。
 これにはメーカーの表示も危ういものであるが、使用する自らを規制し、適度な使用をすることが大事であろうと考える。

(G記)
行事案内

①  AKKアディクションセミナー

「軽度な発達障害とメンタルヘルス」 
 日時は、平成29年7月15日(土)2時から3時30分
 講師は小笠原一能精神科医師
 たかまつミライエ6F 男女共同参画センター
 参加費400円(資料含)
 *AKKかがわ主催   *当日参加もOK
 セミナー参加希望者がいましたらチケット販売しております。


② 「クラフトプログラム」 主催はメリゲート(ダルク家族会)

 ステップ1(終了)
 ステップ2(29年7月1日)
 ステップ3(29年7月29日)
 ステップ4(29年8月19日)
 開催場所は、かがわ総合リハビリテーションセンター(福祉センター2F・第1,2研修室)
 参加費は無料(当日飛び入り参加も可能)

編集後記

 朝夕、日々の寒暖温度が違いすぎ身体をあわすのが大変です。今日もまるで秋の気配を感じるほどです。3月下旬から5月連休を迎える直前まで眩暈を覚え受診、治療、回復(またなるかもしれないということであえて治癒にはしませんでした)。何だか不安な日々でした。身体がバランスを崩す・・・動けないもどかしさ、苛立ち、ネガテイブ思考に入り何もしたくない・・。常にはバランスをとり、身体の存在を確認もせず動いてますが、少し立ち止まる術を教えてくれた、そのような気がし、ペースダウンとしていこうと考えております。暑さは募ります・・・御身体ご自愛下さいますように!