先日、我家に届く新聞の日曜日版に目を通していましたら、なつかしい歌が掲載されておりました。かぐや姫の「神田川」です。学生時代によくうたった歌です。この歌はどこか寂しげで、でも優しく、貧困だったけど、心は真剣だった当時の心境を切々とうたいあげており、今だに口ずさんでいる昨今です。でも、よ〜く詩を読むと最終章の「ただ貴方のやさしさが怖かった」とありますが、この「貴方」は女性をさすのだと今、知りました。これはやさしさに安住しない人生を生きるぞ・・という意味だったのです。“向上心が腐るのが怖い。自分の生きる目的は、はるかむこうにある。夢が見えなくなるのが怖い”という含みがあるのです。当時学生運動が激しくディベート〜火炎瓶投下という時代背景を生き抜いた中でつくられた詩です。
今、現代はそれとはちがい…学生は大麻に酔いしれております。この処遇を今まさに社会で取り組むべきではないでしょうかね。
(G記)
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