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− 京都<その7>− 大徳寺 永観堂 

雨の降るなか、早朝より大徳寺へと足をむけた。総門をくぐり、左手に折れ、黄梅院にすすんだ。寺内の枯山水の庭・・ 静寂でつつまれていた。天井をみあげると鴨居に「自休」 彫り込まれた一枚の板。自ら休む・・・これが出来ず我を張り通して千利休の如くならないように・・・ 寺という所は訪問者が門をたたいてくれれば、必ず応えるとの教えを説いてある。
雨足は絶えることなく、夕方になる。薄暗い中、モミジの永観堂へとTAXIを走らせた。禅林寺といわれるごとく、人づくりの修練所らしく、おちつきと厳しさが存するかのごとくで、ライトアップされた庭はみごとでした。