本格的な秋の到来です。先日9月28日(日)に断酒全国大会、大津に出向きました。琵琶湖を背景にしての県立体育館で開かれました。一人の来賓者が「この会場は空気が良いですねオーツ(O2)」とあいさつを交わしましたが、会場が盛り上がらず1人声をあげていました。(笑う)体験発表がいつもと変わらずおこなわれましたが、内容はその時、その場、その人で全て違っており考えさせられるものでした。力の限り喋り始めるが、途中から嗚咽の声となり、そのおもいが会場全体に漂い・・・生の体験発表そのものです。壇上とフロアーがまさに一体化した瞬間でした。
基調講演は延暦寺の住職さんでした。為という字の使い方を誤っていると指摘し、『自分の為…」とするから最近の世の中の混乱になっているのだと。また「この世に何しに来たの?」という自らに問いかけがないまま日常を送るということへの疑問も解かれました。今一度、自分は何者でどこで何をしているのか?
今一度考えさせられる内容でした。私事ですが、前日より大津入りし、石山寺の参拝をしました。
今年は源氏物語千年紀(ちょうど一千年に当たる)ということで、紫式部ら平安女性の生きざまを展示しており、ゆっくりと散策させていただきました。これらは日本文化の美と思想、後世に伝えていくことを目的としての記念事業なので、よろしければ皆様も一度、京都の地に足を踏み込まれたらいかがでしょぅか? 私、琵琶湖巡りに乗船し湖上で大津を楽しませてもいただきました。しかし確実に時間は経っていることを膚で感じたものです。
(G記)
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