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皆様、ご存知のこととおもわれますが、10月24日(月)の香川県版の新聞紙上での報道(ニュース)が流れ、これまでの日常が、一揆に崩れ、非日常の世界へと突入しました。身を変化させてゆくことがしんどい年になり、今アタフタと毎日を過ごしております。何があっても人の道をハズレルことをするのはいけませんよね。

− 摂食障害−

 先日、10月22日・23日(天王寺)に「第1回日本摂食障害学会」に一人出席してきました。会長は大阪市立大学大学院医学部の切池信夫先生で、影の支援者は神戸女学院大学に勤務の生野照子先生でした。そもそもは小児科のお医者ですが、ここ数年、子どもの思春期やせ症とむき会い・・・色々悩んだ末、近隣のお知り会いの先生方と自助グループをたちあげられたのです。昨年は京都でJR駅内での摂食障害フェスティバルをはじめ ご活躍されております。(興味がおありの方はインターネットで検索してみてください)
まさにアルコール医療と同様、すそ野を広げてゆくやり方です。初期救急はじめ、一次予防、二次予防、三次予防とつなげております。
一方で、「自助グループで治るか?」との厳しい質問がフロアーからあがりましたが、おだやかに受け入れられ、2日目午後、「市民公開講座」をもち、本人の立場、母(父)親の立場、医師の立場からの発現を壇上から声高々とされる企画をされました。すごいです。そろそろ終末期でおだやかにすごされてもよろしいものを・・・片づけられないと感じられたのか・・・パワフルに動かれるお姿に頭が下がりました。
あとシンポジウムの中で臨床心理士の発表として、援助モデルへとしてゆく、抑制していたものを「自分の言葉で」話す手助をする関係性の病(家族再構構築)としてかかわると、更にそれを裏付けるかのごとく、「症状への焦点づけ」か「症状のある人への焦点づけ」かでかかわる治療者の姿勢が問われるという意味が発表されました。
いずれにせよ、今、まさにこの世の中にデビューした摂食障害者達。
今後の動き方がとても楽しみです。


編集後記

今年もあと2ヶ月・・。ゆったりとそのまま終えられるかと思った私ですが、近場で事件が起き・・・。秋はどこへやら〜。皆様はモミジ(紅葉)狩りもされましたか?

(G記)