混乱の期
元内閣総理大臣、安倍氏が亡くなり日本中は混乱の期にあるようです。入信者の母親を早くに喪失した次男息子の怒りが爆発したようです。加害者であるY、でも被害者でもあるY。紐解いていくとドロドロしたものが見え隠れしております。
両親を失い、兄までも失い、誰にも言う言葉もなく一人抱えて苦しく、寂しかったのでしょう。一人の息子として人として受け入れてもらえない寂しさがいつしか怒りへと変容していき今回の事件に・・・。その彼の気持ちを知ることもなく母親は「教団の皆様に大変なご迷惑をお返しました。申し訳ございません」と詫びたことが報道により知らされました。それを聞き、あまりの悲劇に戸惑いを覚えたものでした。
人は一人ではやれず頼りたくなるのは普通でしょう。その時「私共の言いつけを聞き入れれば幸福へと導かれますよ」とでも優しく耳元でささやかれたのでしょうか!人が人としての軸を失う、それを自分で埋める工夫もなくて「~さえすれば大丈夫ですよ」とマインドコントロールされその場を凌ぐ。
果たして?・・・まっとうに話す場に出会っていれば・・・と思いました。セルフヘルプグループの意義をいまさらながら噛みしめております。