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残暑お見舞い申し上げます!

 明日からはリオオリンピック開演です。開演にあたりロシア選手のドーピング事件の行方・・・また芸能関係者の薬物使用にはじまり、先日の相模原の県立障害者施設においての大量虐殺・・・犯人は26歳大麻使用の男性・・・(鑑定中とか)・・・ニュースにおいても猛暑はまだまだ続きます!
 先月号で「刑の一部執行猶予」について記載しましたが、一口でいいますと、薬物事件などの受刑者刑期途中で出所する・・・保護観察で社会復帰、立ち直りを見守るという理念が含まれているということです。
 今年6月1日にスタートしたこの制度適用での判決で、薬物使用者の再犯防止を主眼に置いており1ケ月間で134人中95%超が薬物犯罪だったと報告されました。最高裁によると罪名別の内訳は覚せい剤取締法違反が126人、大麻が2人だったとのことです。執行猶予の対象とした期間の刑期全体に占める割合は平均で約2割。懲役2年なら4~6月、懲役3年なら6〜8月を猶予する場合が多かったとのことです。
 新制度が実施され「犯罪は減るのか?」の問いかけに対しては、保護観察所の職員を増員し、民間の施設・病院などとも協力をし、薬物の依存を断ち切ったり性犯罪の行動を改善させたりする取り組みを充実させることが必須です。そうでないと新しい制度も上手く機能せず、息の長い取り組みを望むところです。

(G記)
♪ 一口メモ ♪


 * 物質乱用 〜 物質使用のルール違反
 * 物質依存 〜 物質使用のコントロール障害
 * 物質中毒 〜 物質使用によるダメージ
 * 薬物(ドラッグ)とは? 
 ・精神作用物質のこと
 ・ 気分を変える
 ・ 多くはハイな恍惚感をもたらす
 ・ 超常体験をもたらす物質もある
 ・ 強い精神作用を持ち、毒性も強い
 興奮作用を持つ薬物  覚せい剤・コカイン・ニコチン・コカの木
 幻覚作用を持つ薬物  MDMA LSD マジックマッシュルーム
 抑制作用を持つ物質  アルコール ヘロイン 向精神薬 シンナー
 危険ドラッグの作用はさまざま
 * 薬物を取り締まる法律
 薬物四法 〜 大麻取締法 アヘン法 麻薬及び向精神薬取締法 覚せい剤取締り法
 * 薬物依存症 〜 病気です!
 依存症はい意志・根性では治らない 「本人のせい」だけなのか?

編集後記

 我家の庭の蝉が今年は10日早く(7月10日)なき始め夏の到来を感じました。8月、今現在の朝の空気は何処となく、秋の漂いです。蝉の数も減り、トンボが天空を泳いでいます。しかし、日中は34,35度で真夏日が続いております。
 明日からはリオのオリンピック開催・・・大衆はキット四六時中テレビに貼り付けになるのでしょうかね!冷房を適宜つけて鑑賞しましょう!興奮とともにひっくり返っては意味が有りませんものね・・・・・(笑う)。

(G記)