SBIRTS
今日(3月22日)の参院厚労委員会で、アルコール問題議員連盟・ギャンブル依存症対策推進のための超党派勉強会所属の薬師寺みちよ議員(愛知選出の無所属、産業医)が、依存症対策について質疑をしてくださいました。
ネット依存と病的窃盗が中心でしたが、冒頭、「アルコール健康障害対策推進基本計画が閣議決定をまつばかり」と、SBIRTSの説明から入りました。
SBIRTSとは「スクリーニング・簡易介入・専門医療への紹介・自助グループへの紹介」のこと。
猪野先生が関係者会議での話し合いをふまえ、従来のSBIRTの最後にSをつけて自助グループを加えたもので、先日、名古屋で行われた「基本法推進の集いin愛知」で猪野先生が講演されたのを薬師寺議員が聞き、これだ!と思われたそうです。
先週の金曜日に、「SBIRTSの説明をA4で1枚にまとめてほしい」とASKに依頼があり、急きょ以下の資料を作成した経緯がありました。
薬師寺議員は質疑の中で、
「SBIRTSはどの依存症にも使える。アルコール依存でしっかりスキームを確立した上で、次、次と、いろいろな依存症に活用していただきたい。アルコール依存を入り口にしっかりやってもらいたい」
と、厚労省や法務省に対して、依存症対策への踏み込みを促し、自助グループの必要性についても、繰り返し強調してくださっていました。
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