―― は じ め に ――

　空は鱗雲が飛びすっかり秋空です！爽やかですが、まだまだ日中は暑いですね。
　29度と高温の都市部もあるとか・・・！
　最近、本屋にぶらっと立ち寄ればフランクル著のハード版の「夜と霧」がかなり並んでおりました。内容は、1942年に強制収容所に送られ、自ら生き地獄を体験すると同時に、極限状態の置かれた人間達を目の当たりにした・・・記録です。フランクルは「生きる意味とは何か」を追い求めて精神科医になった人です。学生時代（40年前以上）に教授に進められて手にしましたが、いままたこの次期にブームになっているということです。
　震災・・・他いろいろ日本中が震撼とさせられてということでしょう。お時間がある人は、秋の夜長、是非・・・・！

「夜と霧」　著者:ヴィクトール・エミール・フランクル （みすず書房）

切手の寄付（白井愛様）たくさんいただけました。ありがとうございました

　私事ですが、今月26日に宮崎県での表彰式に出向いてきます。お恥ずかしい限りですが「厚生労働大臣賞」をいただけることになりました。これも関わって下さった皆様方のおかげです。臨床場面では、患者様に色々なことを学ばせていただき、職員他の皆様に支援していただけたことに心より感謝しております。「ありがとうございました！」・・・・詳細は来月号でお知らせできたらと思います。