――――――――― は じ め に ―――――――――――
晩秋です。久方ぶりに小豆島を訪れるという機会に恵まれました。数10年になりますが。(仕事では足を踏みこんでいますが観光地巡りはしておりません。) 紅葉のトンネルを抜けると寒霞渓でした。観光地化されていることに驚きでした。樹の葉は色づき大パノラマが展開しておりました。心広がりおいしい空気を吸い良き気分転換となりました。
下界の海も秋の日ざしを浴びキラキラと照り返し海岸沿いは南国気分でした。オリーブ園でははじめて樹に実のついたオリーブと対面できこれまた感激でした。黒紫になり収穫を迎え、女性の化粧品へと様変わりをしてゆくのです。食料用もむろんですが・・ただお値段が高くサイフとの折り合いが難しいものです。お猿の国では300匹の群れ、なかでも親子のサルがホホエマシイ限りでした。母ザルが子ザルを左手でぐっとだきかかえ右手でえさを取りに…その間子ザルは母ザルからはなれることなく抱っこされたまま、目をチョボチョボしていました。
人間世界にもこの風景を取り入れたいと思いました。
(G記)