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―― 序 ――
今年もヨーロッパの黄金の5月にドイツとノルウェーに行ってきた。旅行日を入れて3週間(21日)。娘夫婦が細かく心を配って、あちこちと連れ歩いてくれた。我家から娘の住いまでは24時間。21日間の内、観光をしたのは16日。娘の家でゆっくりできたのは、ほんの数日。ちょっとお疲れ様の私達だったが、私達の人生の中でこんな時がこようとは想像もできなかった。娘がドイツに居るからこんな旅ができる。私達は幸せ者だと思っている。
――(1)――
娘はドイツ人と結婚して10年目、田舎者の私達両親は娘がドイツ人と結婚することをこころよく思わなかった。そのことにより娘の住いに夫婦で行くのが、娘が結婚して10年目にしてやっと実現した。
到着したのは夜。そして翌日は昼までゆっくり。午後、娘がブレーメンの街へ連れて行ってくれた。夫は、はじめてのブレーメンの街・マルクト広場に感動。そして、オープンカフェーでドイツ料理を食べた。大きな肉・ジャガイモ・白いアスパラガス紫キャベツの酢漬けボリューム満点。もちろんドイツビール付。 夕食には娘が鶏の丸焼きを作って食べさせてくれた。夕食後、嫁婿のクリストフが孫二人をクリストフの実家へ連れて行った。明日、私達をオランダへ連れて行く為。クリストフの車は5人乗り。娘夫婦・孫二人・私達二人・全員では車に乗れないから。 |
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クリストフと合流して彼の事で高速道路を走る。ドイツとオランダの国境を越えるが、EUになってから検問が無くなった。道路の向こうに国境の警察署らしき建物があった。高速道路の標識がドイツ側は青色。オランダ側は緑色。オランダに入って大きなスーパーの駐車場に車を置いて、バスでフローニンゲンの中心部へ。駐車場のすぐ横にバス停がある。バス会社とスーパーが提携しているのか多くの人がバスを利用して街の中心へ移動していた。グローニンゲンの街へ偶然にも移動遊園地がきていた。ヨーロッパでは移動遊園地が普通のよう。大きな街には2〜3週間。小さな街は3日とか来るよう。大規模な移動遊園地だった。大きな台車に乗せて遊園地が移動して来るとは驚いた。 |
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オランダは川が多い。フローニンゲンの街も街はずれに川があり、川の中に川に浮かんだ家が建っていたのには驚いた。それぞれの家は岸にロープで固定していた。川の中の住宅団地だ。工夫をこらしおしゃれな家を作っていた。川の上の家に庭を作っているのがあったり、観葉植物の鉢を並べてあったり、色とりどりの花の鉢植えを並べてあった。 |
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記:エフコ