シェイクスピアの戯曲の中の一節(セリフ)です。今私の為にある言葉だと…。
シェイクスピアは、一歩引いてものを見る達人です。なにかにとらわれていると見えないものが、そこから一歩引いて自由な目を向けてみると、よく見えてくる。たとえば恋人に裏切られ、就職に失敗したりして落ち込むと、そのことだけにとらわれてお先真っ暗になり、自分の 人生は終わった…みたいな気になるものです。今、私自身のことを例にとると、大切な(職場域)をうばわれてはいますが、この「現在」から一歩引いて、長い目で見ると、もっと働きがいのある仕事域に恵まれたりするかもしれないかな・・・という「未来」が見えてきます。今は嵐にうちのめされていても、その嵐は必ず去って、やがて青空がよみがえり太陽が微笑んでくれる。この時マクベスの「どんな嵐の日にも時間はたつのだ」というセリフが胸をかすめ、立ち直りたいと思っています。 |