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米国ヘーゼルデン&ドーンファーム研修旅行(2004年6月27日〜7月4日) 宮川 日出雄 |
22年前、埼玉県嵐山にて、“アルコール問題を考える集い”がありました。
その時私は、ヘーゼルデンの先生の講演を聞いたのです。ヘーゼルデンでは、「8割の方が回復している」と聴かされ、感動したのを覚えています。当時私は、救世軍・自省館(アルコール依存症のリハビリセンター)の職員をしていましたが、日本のAAは当時、誕生して7年目でした。そしてアメリカはそのころ、47年間の伝統があったわけです。
この度ヘーゼルデンの施設を訪問し、いろいろと勉強になりました。そして、ヘーゼルデンもA.A(アルコーホリクス・アノニマス)の「12ステップ」を基礎に「回復のプログラム」がありました。(次頁に「12のステップ」記載)ヘーゼルデンのスタッフは、アルコホリッタの回復者が半数と、ノン・アルコホリッタの職員で構成されているとのことです。
(掲載文を再掲載させていただきました)
ミネソタモデルの定義(治療原理)1)アルコール症は、疾患として記述も診断も可能であり、それはまた「自身では責任をとることのできない」、「原発性の」疾患である。 |