一口で考えさせられる内容であった。スクリーンは手術室からスタート・・・。術後で苦しんでいる数学教授がベッドで横たわっている・・・物語が展開していった。
見知らぬ人間がひとつの心臓を巡って出遭い、宿命的な悲劇の渦に巻き込まれていく・・。
イエス様を信じる熱心な教徒の男が誕生日当日に不慮の事故を起こし出頭。某男が即死・・脳死になる。医師より臓器移植を求められるその男の妻。抵抗しながらも受理。その先が某教授・・。提供され一時は回復(身体と愛)したかにみえた教授と妻との関係性・・。その教授が土足で未亡人(薬物中毒にまいもどる日常)となった女性宅に踏み込む・・・。<お礼がしたい>・・<男を殺して・・・>と。実行しようとするが・・・女性は妊娠している。一体誰の子・・亡き夫の片身・・
それとも・・。
とにかくドロドロした展開・・・俳優の表情はリアルで見る側が苦しく重たくなる・・ 改めて自分の価値観を問われる.死生観、宗教観について・・。
そんな重たい内容が底に流れていたようにおもえるが、見たことに意義あったかな・・・?! って・・。
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