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<精神の保護膜> | <晃> |
ある方に呼応する形で文章をつづっています。そういった形で文章をつづることが、今の私にとって大切だと思うので。最近、この時間帯(真夜中です)に目が覚める時が多いんですね。原因はいろいろありますけれど。
いや、夜型になったのは、やけっぱちになった高校時代からずっとかな・・。いつも寝坊しながら学校行ってたし。さて、私は感情を他者に伝える事が非常に下手でした。というか喋れなかった。私個人の掲示板ではよく難しい思想系の本などを紹介していますが、それ以前にほんのささいな感情を他者に伝える事が未だに出来ません。
親の影響、周囲の環境の影響、などはまあ言うつもりはありません。基本的に自分が抱えている問題です。私がいずれ克服しなければいけない課題です。私は難しい本を読むことで、精神の保護膜を作っている感じです。でも、少しは防衛に役立っても、他者に素直な感情を伝えることには役に立たない。どういう将来を自分が歩むことになるのかはまだ分からないのですが、ここをすっ飛ばして、理屈っぽいだけの人間・世間の価値観に染まっているだけの人間、にはなりたくないですね。というか、元々なれない人間だというのは分かってますし。
自分自身の棚卸し、精神的な問題を抱えている事を含めて告白していく必要を感じます。
ちなみに、地に足を着けた思想を求めて本を読んでいるのは確かです。例えば、作家の橋本治さんの本は、私にとって衝撃的でしたし、世界を違った見方で見る方法をいくつも教えてもらいました。ある種の鬱屈を抱えた私には特効薬となりうる作家と思いました。あるいは、思想史家の関曠野さんは、本で、ML上で、怠惰で臆病な私を叱咤激励してくれているような気がします。内向的で、物を考えがちな私には師匠となりうる存在でした。
・・・そういう感じで、私は今日も本を読んでいます。
PS.ある方に呼応と書いてますが、実際には複数の人を想定していますので、自分の事かなとか思わないで下さい(^^;。 |