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<図書案内>  今回もまたまたコミックです。『風と木の詩』 (全8巻)

竹宮恵子著 (中公文庫コミック版で長編版です。
19世紀末の南フランスを舞台に究極の愛を描いたものです。主人公セルジュと妖しい魅力をもつ少年ジルベールとの運命的な出会い・・・から・・・死という型での別れ・・・。最后の巻に" おまえの与え得る愛情より求めるほうがずっと熱くて激しいんだ・・・満たされずに苦しむのは彼のほうだぞ・・・!" "一生懸命でありさえすれば人が救えるなんて甘い考えは・・・もう捨てろ!" "働くこともすべて彼のためだったの? "

支配と服従、共依存・・・がコミックの中から読みとれます。正直、読破したあとは、なんとも疲れたものです。ここで小休憩を!

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