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桜の開花が、今年は早い。
坂口安吾の「桜の森の満開の下」を私は想い出している。
 

<言葉の暴力について>
 家庭(家庭ではDVや自動虐待に相当する)で、地域社会で、職場で、たびたび言葉の暴力は起きている。言葉の暴力とは、心理的虐待であり、人権侵害であると気づいていない人が意外と多いのではないだろうか。
 言葉の暴力を使う人は、親や回りからも同様の環境で育ち、世代連鎖を起こしていると云う事実を、一日も早く気付いてほしいと切に思う。そして、暴力でない会話、心の持ち様を学んでもらいたいと思う。(原因は他にもある可能性もあるが)。
 先日、ある大学の先生と会合でお話しする機会があった。「言葉の暴力を使う人は罰せられない犯罪者なんです」とおっしゃられた。正にその通りだと思う。
 心やさしい人が、心ない言葉で傷つくことのありませんように心から祈っている。

2003年4月5日 匿名希望