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ミーティングでの一場面より
先日スーパーへ行った時のことです。私の横にいる人に、「ここのイカナゴ安いですね。」といいました。その人は何の反応も示しません。もう一度、その人に聞こえるように、ここのイカナゴは他のスーパーより安いですね!」といいました。そしたらその人は「私は業者で、商品を入荷に来ているだけだからわかりません」とつっけんどんに言われました。 今までの私なら『言うのでなかった』『この人私のこと、どう思っただろう?』 『一生この人とは出会いたくない』と思ったと思います。しかし、その時の私は『そうですね』と共感してくれることを期待して声をかけたので、一瞬『言うのでなかった!』と思いましたが、『あっこの人、今日は機嫌が悪いんや』 『話しかけられたくなかったんや』 との思いで、その場を離れました。
私の場合、継続してカウンセリングを受けています。ずいぶんと長い月日になりました。そして、やっと、このように、考えられるようになりました。
カウンセリングを受けるようになり、少しずつ少しずつではありますが、自分が変わってきました。夫との関係が楽になってきました。
以前は毎日焼酎を呷っていました。家の中に自分の居場所がなく、寝床の上だけが、安心していられる自分の居場所でした。今はリラックスして家の中で動けるようになりました。でも時々は心が疲れますがね。カウンセリングを受けるようになり自分の問題が見えてきました。今はそれから逃げないで、自分の中でどう処理していけばいいか心と心がせめぎ合っています。
今、娘が6週間の予定で外国から里帰りしています。娘はほとんど、でかけもせずのんびりと毎日を過しています。
"こんな生活を受け入れる自分になれたのだ" "娘が気がねなく帰れる実家が作れたのだ"と今思っています。 私も実家でお世話になったこともありますが、ゆったりとした気持ちを味わったことは、ありません。このことひとつを見ても、ACは世代連鎖をするという定義を私がカウンセリングを受け、私が変わってきたことによって、子供達に引き継がなくてよかったと、カウンセリングを受けることができたことに感謝しています。