オンラインカジノ

山口の誤送金問題で注目を浴びたオンラインカジノ。

ギャンブル依存症問題を考える会の相談につながったオンラインカジノ当事者にヒアリングしたところ、スマホで24時間365日でき、秒速のスピード感と金額が大きく、短期間で依存に進んでいる状況が見えてきました。

入金手続きは簡単で、出金は面倒だったり、日本の代行業者が毎回変わるなど、いかがわしい運営も。

一方で、検索すると、オフショアのオンラインカジノ日本語版サイトが多数見つかり、ラジオやインターネット動画配信では、オンラインカジノ無料版CMが流れ、日本人アスリートが登場しています。

そして海外事業者の英語サイトには、「国内では違法だが、海外のプラットフォームは、たとえライセンスがなくても自由に活動できる国」として日本が挙げられています。

日本はまさにターゲットになっているのです。

アメリカなど多くの国は、海外オンラインカジノをブロックする対抗措置をとっているのに、日本はあまりにも無防備、無策です。

そこで、ギャンブル問題に取り組む弁護士さんの協力を得て、さまざまな角度からの規制を求める要望書を作成、依存症問題対策ネットワークとして、以下の団体が連名で昨日関係省庁に提出しました。

公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会

特定非営利活動法人全国ギャンブル依存症家族の会

特定非営利活動法人ASK

アル法ネット（アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク）

依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク