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メンバーの近況報告

桜の花が満開の春になりました。

コアの会には今のところなかなか参加できません。近況をお知らせします。夫はパーキンソン症候群とレビー小体型認知症と診断されています。一昨年秋より今年1月まで、1週間、半日のディサービスに行っていました。1年3ヶ月行きました。行きたくないのを我慢して行っていたようで、止めました。途端に便秘になりました。医者がいろいろ薬を考えてくれますが、なかなか便秘が治りません。私が何回か肛門に指を入れて出しました。

3月1日はそれでも出ません。医者に相談して医療用の浣腸を出してもらって3本使ってやっと出ました。落ち着くまでに3時間かかりました。便の方は医者が薬を考えてくれて落ち着いていますが、今度は食事の量も水分も非常に非常に少なくなり点滴に2週間通いました。その上眠るばかりでいつ目が覚めるのかといつも気にかけながらいました。14時間も眠ることもありました。いろいろ医者に相談しながらの日々で昨日くらいから、やっと水分も(OS-1)500ccくらい飲んでくれるようになり、今週は点滴に行っていません。食事も口に合うもの イチゴとかシュークリーム・プリンとか食べてくれるようになりました。レビー小体型認知症だから物語ができたり幻視があります。私の名前も実姉の名で呼んだり、毎日いろいろなことがあります。上手にそれに合わせて生活しています。私は思っています。同年代のご夫婦揃った方々のちょっと先を体験しているのだと。それと私の人生の中で今は介護の時期なのだと。夜中に一二度起きて、いろいろなことが毎日のようにおきますが、これが介護だと思って付き合っています。腹も立ちません。ストレスもありません。結婚50周年が終わりました。いろいろな時がありました。家庭モラルハラスメントで鍛えられたのか、一度も荒い言葉出したことありません。これが私の人生だと割り切っています。といって私は楽しみがないかといったら、そんなことありません。“できる時にできることを”を常に思って生活していますので、その中で田圃(たんぼ)( 2000㎡ 息子の名前に変更できました)へ果樹の苗を植えています。田圃一面にクローバーをはやしています。田圃の回りにアジサイを植えています。もう1ヵ月位したらいろいろな果樹がだんだんと熟してきます。クローバーの中に他の雑草が生えます。“できる時にできる事を”で短時間でもいろいろな作業をして楽しんでいます。

息子は作業所を卒業して(平成29年3月末)M先生に紹介していただいたところへ行きましたが長続きせず、その年12月より通町のダイヤ食品へ行きました。それまでの数ヵ月の間に三・四ヵ所の職場を経験しました。ダイヤ食品にご縁があってよかったと思っておりましたのに、後継者いないということで今年三月末で廃業になりました。一日も休まず次の職場に行っていますが・・・。私は穏やかな人生を送っていたいとの思いだけですが、なかなか落ち着きません。私達は先にあの世へ旅立ちます。その後穏やかに生きて行ってもらえたらと願っています。親の私が息子にしてあげることができること、この家を息子が人生を終えるまで住めるようにと、平成29年秋より30年2月にかけて、耐震工事とリホームをしました。息子は経済のことは私達亡き後は自分で生活できるように考えていると何度も言いますので、お金も貯めているのだと思います。

いろいろ近況を書かせていただきました。これからもよろしくお願いします。

平成31年4月10日

コア会員