母との関係(3)
お盆休み中は家で過ごすことが多かったのですが、ひととき、夫が息子を外へ連れて行って、遊んでくれている間、私はひどい焦燥感と向きあうことになりました。ほんの数時間、長くて半日のその時が、私には苦しくて、しかたないものなのです。いつもいつも、という訳ではなく、体も心もわりと元気、という時にそれはおこります。“自由でリラックスする”ことにひどくとまどいを感じ、時には罪悪感まで持つのです。(夫は子育てをいつもしている私に少し休んでもらおうと考えての行動です。)今、この時、役に立ってない自分、というのが、いたたまれないのです。そんな気持ちで過ごすので休んでるのか、休んでないのか、わかりません。肉体的疲れでもあれば、昼寝でもして、その気持ちから逃げられるのですが・・・。私は3人兄弟の長女(長子)として生まれました。物心ついた時には下の2人の世話をやき母親のコントロートル下にあったと思います。父親が企業につくす中、母の話を聞かなくてはならず、時に、母と、祖父母(父方)の間でひきさかれる様な思いをしながら、家族がうまくいくことだけを願っていたと思います。そんな気の休まることのない育ち方をしたからなのか、今でも気を休めることがむずかしく、疲れきってしまいます。(夫は、不思議に思うこともある様です。)育ちというのはがんこなものです。