「人生ここにあり!」
(イタリア映画)
2009年ゴールデングローブ賞受賞作品です。この映画はイタリアで精神科病棟をなくしたときの実話に基づき製作されたものです。トリエステでは政策として、精神科病棟を廃止し外来だけで 患者様を見守り、ともに集い住むということをはじめたのです。分断でなく共存していくことを目指し、専門家集団ではなく、ボランテイア団体の一人が率先して作り上げていくものでした。現代社会では患者さんたちをデイスエンパワメントしている現状に対抗し、当時の患者さんをテーマにし現代のありかたを模索していくべしと読み取れました。笑いあり、涙ありの感動モノです!イタリアは日本と違いこのような映画ができることが感動でもあります。DVDでご覧くださればと思います。
(G記)