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ヨーグルトを作ろう

−市販のプレーンヨーグルトを使って−

 まず市販のプレーンヨーグルトを牛乳に少し加え、その中の生きている乳酸菌を利用して作ってみました。しばらくして乳酸菌が送られてきたので、乳酸菌をまぜたものも作ってみました。あなたもいっしょに作ってみましょう。とても簡単ですよ。
 すだちの風味のあるさわやかなカッテージチーズです。日持ちはあまりしないので使用分をこまめに作る。

★準備する材料

○牛乳400cc(または脱脂粉乳50gと水400cc)
○プレーンヨーグルト大さじ2(さとう入りはダメ)
○さとう40g(入れなくてもできる)

★準備する道具

○なべ(小)  ○木しゃもじ
○ふたつき容器 ○温度計
道具類はすべて、熱湯をかけるか、なべで煮るかして、殺菌をしておきます。殺菌が不充分で、雑菌が残っていると、できないことがあります。

★作り方

① 牛乳にさとうを加えて沸騰直前に火をけします。(さとうは加えなくてもかまいません。)
 脱脂粉乳を使うときは、水をなべに入れ沸騰させて、60℃位に冷ましてから脱脂粉乳を加えてよくまぜます。
② 35℃位にさまします。(体温より少しぬるめです。)
③ ヨーグルト大さじ2を、②に加えてよくまぜます。
④ ふたつきの容器に入れて35℃〜40℃で約10時間保温します。保温の方法は次頁を参考にして下さい。
⑤ できあがったら冷蔵庫で冷やして食べましょう。ジャムやママレードをまぜてたべてもおいしいです。




★乳酸菌を使う場合

 牛乳とさとうをあたためて、35〜40℃にさますところまでは同じです。つぎに、市販のヨーグルトをまぜるかわりに、さました牛乳を大さじ2杯位を器にとり、乳酸菌1袋(0.8g)を少しずつ加えてツブが残らないようによくとかしたものを加えてよくまぜます。
あとは同じように保温します。
 できたヨーグルトは、全部食べずに少し残しておいて、つぎのヨーグルトを作る時のタネ菌として加えます。このようにしてつぎつぎとつくれます。5〜6回はつくれますが、それ以上は雑菌が入り、できなくなる可能性がありますので、その時は新しく買ったプレーンヨーグルトまたは新しい乳酸菌を使って作りましょう。

★保温のしかた

○発泡スチロールの箱
 魚屋さんから、フタのついた白い発泡スチロールの箱をもらってきましょう。中に35-40℃の湯を入れて、その中に牛乳とヨーグルトをまぜた容器を浮かべておきます。しっかりとふたをしめておきます。フタに小さな穴をあけて温度計をさしこんでおきます。途中で温度がさがったら湯をたして温度をあげます。
○保温ジャー(魔法びん)
 中を熱湯で殺菌しておきます。ヨーグルトと牛乳をまぜたのを器に入れず、直接ジャーの中に入れます。口の広いものの方が とり出しやすいです。電気炊飯器の保温では、温度が高くなりすぎます。
○こたつ
こたつは便利です。低温にします。ヒーターの真下はさけて、わきの方に入れておきます。けとばさないように気をつけましょう。
○日あたりのいいところにおく
気温の高い夏は、外の日あたりのよいところに容器をそのままおいておきます。
春や秋だったら、毛布などの暖かいもの、または熱を吸収しやすい黒っぽい布にくるんでおくとよいでしょう。








(エフコ)