「機能不全家族-<親になりきれない親達>」
識談社刊/西尾和美著
この木は健全な親子関係の構築に役立つように具体的にケースを折込ながら書かれてあります。その中で「親である前に健全な人間であること」とあります。その項目から少し抜粋してみます。●心の平安と落ち着きをもっている人
●自分と他人を愛し、大切にできる人を、自分のまわりに置くことができる人
●家庭や友人、職場での人間関係を大切にする人
●感じるべき感情を感じ、適当に表現できる人
●なにかを決断するとき、いろいろな情報や方法を考慮に入れ、ゆっくりと考
えることができる人
●自分のことだけでなく、仙人の幸せも考えることができる人
●自己を超越した精神性に触れ、人類全休、あるいは地域全体のことを考えること
●忍耐強く、逆境にも負けずに、失敗からも学んでいける人
●人生を楽しみ、喜びを生活の中に組み入れることのできる人
●自分と他人との境界線(バウンダリー)を尊重できる人
●自分が間違ったときは素直に謝り、つねに相手に対する感謝の念を忘れない人
●自分と他人に対して正直で、自分の言糞と行動が一致している人
以上ですが,つまりは親である前に健全な人間であるこが大切なようです.
ここでは紙面の都合で全容をお知らせできませんが興味のある方はお買い求
めて一読下さいませ.また,ミーティングで皆さんの考えている人間像を話
しあってもよろしいかとは思いますが・・・?私自身も,子どもとして,親
として,妻として,一人の人間としての立場で考えてみています。