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− 第39回四国断酒ブロック大会 −

コア通信を発刊しはじめて何回目の4月を迎えるのかと指を折り数えると、なんと8回目・・・になるのに気付きました。7年間、いろんな方々との出会いがあり、現在を受け入れていることに感謝します。
先月28日(日)に第39回四国断酒ブロック大会に出席してきました。参加人員は1,350人と盛大でした。会場はでこの大会をもってとり壊しにかかるそうです。いわゆるラストステージでした。この日のプログラムの中で、NPO法人、ASKの代表 今成知美先生より「アルコール問題と市民活動」というタイトルで講演がもたれました。ご自身がこの法人を成立するに至るまでの一人の人としてのおもい、父親が依存症だったこと、この間母子カプセルの中での生活、そこから離れる為に海外留学、そこでの人とのかかわり方の癖などについてさわやかに語られました。そして「父親が臨終の場で<自分の周りにインテリの人々が群がり怖ごわとしている。アー、今は下町の方々が集い楽しい場面だ。ゆっくりできる・・・!>と夢体験をか細い声で伝えたあと、息をひきとった。ボンヤリとだが父親には階層コンプレックスがあったことがわかりました。そのど〜しようもないことをひきずりつつ飲酒をくり返し、死の4年間は断酒生活をしていたことを誉らしくなつかしく想い出す。この頃です」と締めくくられた.一瞬の静けさでした。

(G)