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しくじり先生

 今年に入り「依存症」の研修が立て続けに行われております。アルコール依存・薬物
 依存・クレプトマニアなど毎週毎週重ねての公開講座です。その矢先、昨日のTV「しくじり先生」と放映が有り見ることになりました。見られたかともいらっしゃるかと思いますが以下、内容を記載します。


 元大相撲関脇で現在は実業家の貴闘力が、8日放送のテレビ朝日系「しくじり先生俺みたいになるな!!2時間SP」に出演し、ギャンブル依存症だった現役時代を振り返った。貴闘力は大嶽親方として後進の指導に当たっていた2010年、野球賭博に関与したとして相撲協会を解雇されていた。
 新弟子時代、「月収1万円か2万円」のころ、初めて買った馬券が大当たり。「5000円が、何と40万円になった」。ここからギャンブルにはまり、マージャン、カジノなど、数々の種目に手を出した。周囲から借金をしてまでつぎ込むようになったという。オーストラリア巡業中、カジノで5500万円勝ったこともあったというが、「ギャンブル依存症の特徴として、勝った時のイメージしかない。負けている額は何十倍も負けている」と告白した。
 義理の父である大鵬親方から「頼むからギャンブルはやめてくれないか」と言われ、借金を肩代わりもしてくれた。この時ギャンブルをやめたというが、禁断症状で不眠症、幻視などに悩まされたという。1年たったころ、ある人から「ちょっとぐらいいいじゃん」と誘われ、再びギャンブルの道へ。現役引退後は野球賭博にも手を出し、相撲協会解雇、離婚と転落していった。大恩ある大鵬親方の葬儀への出席も許されなかった。
 相撲協会を解雇されてから焼き肉店を経営したが、従業員の給料までギャンブルにつぎ込み、給料が払えなくなった。金を工面するために土下座を繰り返すうちに「人を使う資格はないな」と思い、ギャンブルをやめることができたという。
 現在は「ギャンブルに走ることがないように1日16時間ぐらい働いている」と明かした。金も持たないようにしており、「やりたい、やりたいと思うけど、お金がないとできないから」と、「負けても笑える金額にしよう」と、自らの経験を踏まえた教訓を述べた。


編集後記

 今、まさに「依存症」時代!現況において、元野球界の清原選手について放映されております。世の中このニュースを知らない人が無いほど朝から寝るまで放映です。ブログが映し出されましたがなんとも悲しい、寂しい、孤独な人柄がうかがえます。今後はいかなる方法で絶薬し更生し世の中舞い降りていくのでしょうか?そのことをもっと真剣に模索するニュースもあってよいのではと・・・・。
 春はそこまで来ております。(G記)