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 先日、我家に届く新聞の日曜日版に目を通していましたら、なつかしい歌が掲載されておりました。かぐや姫の「神田川」です。学生時代によくうたった歌です。この歌はどこか寂しげで、でも優しく、貧困だったけど、心は真剣だった当時の心境を切々とうたいあげており、今だに口ずさんでいる昨今です。でも、よ〜く詩を読むと最終章の「ただ貴方のやさしさが怖かった」とありますが、この「貴方」は女性をさすのだと今、知りました。これはやさしさに安住しない人生を生きるぞ・・という意味だったのです。“向上心が腐るのが怖い。自分の生きる目的は、はるかむこうにある。夢が見えなくなるのが怖い”という含みがあるのです。当時学生運動が激しくディベート〜火炎瓶投下という時代背景を生き抜いた中でつくられた詩です。
今、現代はそれとはちがい…学生は大麻に酔いしれております。この処遇を今まさに社会で取り組むべきではないでしょうかね。

 (G記)
 


〜編集後記〜

 今年も1年の終わりを迎えます。先日話し合っているうちに“コア通信も、今月で発行100号で、記念日にしましょう”と一声がかかり、目下ノリノリになり、発行担当者にDVD作成を依頼し、了解をもらえて今回DVD-Rという型で100刊分を収録することになりました。昨年春10周年を迎えるに当たり特別企画を組めたらと言う思いが志ざしなかばで保留状態だったこともあり、即実行となりました。初期の手書き文章が含まれているのか確認はまだですが・・。一枚の中にいろんなおもいが含まれていると考えます。よろしければ是非一枚、手にして下さればと思います。

 (G記)