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日々の想ひ−減速の勧め

○月○日 今年は猛暑だった。高松は沖縄並みの気温の日が多い。そして、西日本は亜熱帯程の暑さになってきているとメディアでも 報道されていた。湿気が多い分、蒸し蒸しして過ごしにくい。
 私は、いつも思うのだけれど九州のある市が実行しているように、皆アロハの様な涼しい服を着て少しでも過ごしやすくして省エネにつながることをすればいいのに・・・と。異常気象に対応する工夫を! と訴えたい

○月○日 
NHKの「視点・論点」と云う番組で、「ドイツ日本研究所」に勤める日本在住のドイツ人女性が「減速の勧め」と云う事を言っていた。「これ以上、せかせかした生活を送る事はない。これ以上、新製品を開発し続けなくても、生きていける。時代の減速が必要だ。店舗に並ぶ大量の製品。−それが本当に必要なのでしょぅか?」と。
私も全く同感だ。大量生産、大量消費、そして売れ残った物を大量に捨てる――この悪循環。労働者は、過労死する程追い立てられて、心に余裕もない。悲惨だなあと心から思う。
追い立てられているのは、大人だけではない。子どもも勉強勉強、受験受験と追い立てられている。最も伸びやかに 最も心豊かに生きる時である子ども時代。生き生きと伸びやかにしていると落ちこぼれてしまうのが現実だ。
ガリガリとテスト勉強をしなくても、こころがやさしくて健康であれば、物事の善悪がわかり、健やかに自己主張が出来れば、それで子育ては十分成功だと私は思う。
○月○日 
県内が 台風の風水害で大きな被害を受けた。亡くなられた方、浸水に合われた方々に 心が痛む。今だに信じられない様な現実。復興を心より祈ります。

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