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G記

家族の病とその回復

―― アルコール依存症者が家族にどのような影響を与えるか ―― <パート2>

昨年に引き続き会場は香川町の松の井パレスにて開催され昨年に増して盛大であった。(他県からの親グループが出席されていた)演者は今を走る水澤都加佐先生です。内容の概略としては次の通りです。「アルコールは癌と同じく破壊的なパタンをもっている。病に羅患すると <自分はどーなってもいいのだ> <いやならでていけ> と自暴自棄になり判断力を無くしていく。最後に <私の人生なんだったんだ> と悲しく辛いハズなのに怒りでもって動いている自分にフト気づく・・・という進行性の病気である。 何十年もかかってアルコールはこの世に病として浮かびあがる。この長い年月の間に家族はアルコールを飲用する当事者に影響を受けふりまわされる日常生活を送っている。家のルールは破られ、心の内は煮えくりかえり、次第に、当事者は家族の中で四面楚歌となってゆく。こうして人との関係も切れてゆく・・・孤立化する。こうしたなかで悲しいという感情から、怒りにおきかえてその場を生きぬくという術を身につける。家族も否認して生きぬきはじめる。自分の感情が何なのかわからなくなる。言葉で現実を否認し、怒りも皿を割る程度におさめてゆくことで自分を防衛している。しかしひとつ手だてがある。唯一の子供ども達である。子どもと触れることで愛が生じてゆく。抱っこされ、することで自らにも愛が生じ、自信もつきはじめる。ここで今一度、家族として何をするべきかをまとめられた。
・その人自身と問題とを区別して考えていく
・自分に焦点をあてる(自分の感情にきちんと向き合うこと)
・境界線を守る(どこまでならかかわれるか)
・本当の自分と嘘の自分(偽りの自己)
・危いサイン(孤立=再発)
これを軸にして、自分の傷ついた子供期を想出し、手当てをしてゆく、適切な方法で怒りを出させてゆくことだ。こうして本当の意味で強い自分をつくってゆくことだ。
以上が内容でした。「癒されてない悲しみの感情はうつにさす。」としめくくられた。
季節は雨期に入ります。日本人的ウェット観から欧米的ドライ観へと・・・
ジメジメをふっ飛ばしましょう。