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今、人生の春
・ 昨年秋、長い長い年月持ちつづけていた・心の重石・が取り除かれました。
・ 数年に渡り、この・心の重石・の苦しさから解放されたい一心で、カウンセリングをまじめに、まじめに受け続けてきました。
・ 昨年秋、・こんなにも心が軽くなれるものか!・と思うことを味わうことができました。180度のちがいです。
・ しかし私という個体が他の人に変わったわけではありません。自分自身の反省も変革もまだまだ続けなければと思っています。
・ 先月のコアの会の時、夫とのことで「夫はこういう」「私はこう思う。どうしたらいいのだろう?」と会の席で発言しました。皆様それぞれに意見を言って下さり、「そうしてみようと思う」ということになりました。
・ コアの会から帰って考えています。もしかして、私は夫婦喧嘩の場面をそのままコアの会に持って行ったのではなかろうかと……
・ 今まで長い間カウンセリングを受けながら、いつもカウンセリングの先生に「私は夫婦喧嘩というものをしたことがないんです。いつも言われっぱなしなんです。」とよく言葉にしました。もしかして、夫に言葉を返すことがあっても、それを夫婦喧嘩とは自覚できていませんでした。
・ 言葉のキャッチボールが出来ていませんでした。言葉を投げつけられるばかりで、投げ返せないのです。投げても、変な方向へ行ったり、とどかなかったりばかりでした。
・ 相手の方は頭が柔らか。心は丸い。いろいろな変化球を持っている。こちらは頭がカチカチ、固い。心は四角。四角の中から出られないというボールしか持っていませんでした。
・ 今はこちらの頭も、心も少しずつ柔らかくなって、四角が少しずつ変形して、丸味をおびてきています。
・ 夫は今年三月で定年を迎えました。夫婦の老後がはじまりました。この時までに・心の重石が軽くなって欲しい!・と願い続けてきました。そしてその願いが昨年秋 叶いました。
・ 今人生の春です。苦しい時もありましたが、カウンセリングを受け続けてよかったと心から思っています。

2003.4.30   エフコ