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はじめての韓国。そして娘の結婚式 ②

 3月21日は 高松空港朝9時30分発 韓国 仁川(インチョン)行き アシアナ航空機に乗る。
 外国行きの航空便だから出発の2時間前に高松空港へ行く。高松空港から仁川空港までは1時間20分位で到着する。が、到着してからロビーに出るまでの時間が長い。パスポートを持って入国審査をしてもらうが、韓国入国の時は両方の人差指の指紋を記録される。ダラダラと入国審査を終え、いざ韓国仁川空港のロビーに出た。
 娘と彼は東京から2時間おくれで来るのでロビーのFで待ち合わすことになっていた。仁川空港のロビーは広く、いろいろな店が並び空港の建物の中で公園のようになっているところまであった。
 娘と彼が到着し四人でタクシー乗り場に向う。四人分の荷物は大量である。タクシーのワゴン車の運転手が近づいてきて彼に乗らないかと韓国語で話をしている。そのワゴン車のタクシーに乗ることにした。大量の荷物を積み込み四人で乗り込んだ。彼は「タクシー2台で行かなければいけないかと思っていたが一台で皆一緒に乗れたのでよかった。」と言っている。いざ韓国の高速道路に出ると驚くことばかり。道路が広い!片側5車線。聞くことによると、中央線は可動式で取り除くことができるようにつくってあるとか。韓国の道路は軍用道路を兼ねているので戦車が通れるように作ってあるそうだ。仁川は平らな土地で海も浅瀬が多く埋立地が続いているように見えた。その浅瀬の上に長い橋があちら こちらに見えた。高速道路に入ってその5車線の道路に車が多いのに驚いた。さすが大都市ソウルへ向かう道。そして運転が らんぼうなのにも驚き、シートベルトをして かたいシートに座り車にしがみついていた。高速道路のはるか向うの両側にマンションが林立しているのに驚いた。家並というのは見えない。高層マンションばかり見える。ソウルが近づいてきた。彼が左手に見える建物を指さして、「これが韓国の国会議事堂です。パククネ大統領のいるところです。」と教えてくれた。高速道路を降りたら車はスピードをおとす。がそこは車がアリの行列のように連なっている。車が多く道路が見えない。そしてスキあらばと、どの車も右へ左へと割り込んでいる。車は日本の普通車以上の車ばかり。日本のような小型車の軽自動車のような車は一台も見なかった。後で聞くところによると日本の軽自動車は、日本の狭い道が走れるように日本で開発されたもので外国では日本の普通車以上のものばかりだとか。
 2時間位かかって やっとソウルのインターコンチネンタルホテルに到着した。しばらくすると彼が彼のご家族との会食の場にご案内しますと言ってきた。
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(F子)