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母との関係(1)

 私はあるいなか町で生まれ、育ちました。結婚もし、子どもも産まれましたが、母親とは関係が断たれました。県警が断たれているのに、いまだに大きく私の心の動きに関わってくる、そんなつらさも少しでも失くしてゆけたら…と思い、書いてみようと思い立ちました。
 私の母は三姉妹の次女で、お姉さんとは父親がちがいます。(お姉さんのお父様は戦死されました。)私の母はとても負けん気が強く、勝つのか負けるか、白か黒かという、はげしい気性で私にずっと関わり続けました。なので私は気が付いた時には、自動的に他人と自分に勝負を持ち込んで、行動していたと思います。でも無意識でした。そんなものだと思っていたのです。そして苦しさから「母を打ち負かしてやりたい」と思った時期もありました。
 母はあまり勉強が好きでないことは知っていましたので、私自身は勉強を必死にしたりもしました。その勉強したこと自体は後悔していませんが、勝負にとらわれて人を傷つけ自分も傷つき苦しんだ学生生活を今でも悔いています。
 今でも日常をおくる上でしばしば母の価値観にとらわれてしまう自分がいやです。母は他人の弱い部分をみつけるのがとても上手でした。少しでも自分が上にいたかったのかもしれませんが私も、そういうスキルを無意識に利用しているのです。本当に苦しいです。(特に女性に対してです)
 人は誰でも強さと弱さを抱えて生きている、あたり前のことが私には自動的に分かっていないのです。そういうことを体で分かっていない自分にひけめも感じます。
 母と離れても、母の一部が私に影響を与えています。人との間(特に同じ年齢の女性)でくつろいだり楽しく安らいだり、できません。もしかしたら信じてないのかもしれません。つらいです。
 これから少しずつ母とのことを、したためられたらと思います。
 ありがとうございました。
(Y子・I)