「ツレがうつになりまして」という細川てんてんさんのベストセラーコミックを映画化したものです。主演は妻役（晴子）を宮崎あおい、夫役（幹男）を堺正人さんが演じておりました。売れない漫画家の妻と真面目なサラリーマンの夫婦、そこにはイグアナも同居している奇妙な家の物語です。夫は毎朝ネクタイを交換し、弁当を作り会社に出向く。ある日真顔で「死にたい」とつぶやく夫。心療内科を受診して「うつ病」ですと言われる始末。妻は「会社辞めちゃえ、そうしないのなら離婚する」と申し渡すが、踏ん切りがつけられない夫。こうして一つの病と向き合い、ともすれば暗くなりがちですが明るく夫婦関係を描いた中には、人は人、夫婦は百人百色、ハッピーを目指して自分達らしくあろうとしてる・・・また、教会で夫婦の体験発表が描かれておりました・・・正直にありのままを話す すがすがしさを感じ取れて思わず涙でした。時間がある方は劇場にお出かけ下さい。（＊最近小説を読んでいてもこのような場面に出くわします。ＳＨＧ(セルフヘルプグループ)必要ですね！）
