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 晩秋となり紅葉の季節となりました。急に、寒い日もあったりして、もうストーブを出しています。
 いつもコアの会では、たいへん御世話様になっておりまして本当にありがとうございます。毎月第三土曜日を楽しみにして待ち遠しい日となっています。和やかな楽しい雰囲気の中で癒される貴重な時間です。
 実は最近、私は落ち込み気味の毎日を送っています。でも、それは回りの状況からして、もうしかたのない事だと思っています。むしろこんな状況の中で「よくやっているネ」と自分で自分をねぎらうように心がけています。
 ここでメンバーの皆さんに本の紹介です。
《人は何故人間関係に悩むか−対人関係の心理がすっきり分かる人間行動学》(香川大学教授・岩月謙治著)を読んでいます。
 「対人問題の発生原因はワンパターンである」「親の悪影響とは?」等の中、特に私が注目しているのが、「暴君タイプの心理学−怒りを外に向ける人々」です。
 暴君タイプの特徴を一部書き写すと
〇怒りっぽく、カッとなりやすい。人を傷つける言動を平気でする。しかし、他者を傷つけたという認識がない。人に迷惑をかけても平気。罪の意識がまったくない。そういう自分を反省しない。
〇気分がコロコロ変わる。言うことも気分によってコロコロ変わる。自分の満足のために矛盾した言動をしようが、人を傷つけようが無頓着。人の心の痛みをわかろうとしない。そのことで露骨に抗議されても、無視するか逆に怒り出す。
〇「人と末永く、仲良くつき合おう」という意識が欠如している。だから、感情的なもめ事が多い。醜い感情的対立をしても平気。
〇攻撃性が高い。家庭内暴君。
〇人の噂話が好き。社会人としての良識に欠ける。(以下略)
 そして対応策も書かれています。
 「心ある人は、『怒れる人』を無意識に避ける。怒れる人から、怒りを誘発されるのを恐れるからである。こうして「怒れる者」は孤独になる。さみしい人しか暴君タイプの周りに集まらなくなる。心が癒されないのでますます攻撃的になる。その結果ますますトラブルが発生して、ますます人に嫌われる。
 私の嫁ぎ先の家にもこの暴君タイプの人が何人かいます。書いているうちに随分すっきりとしてきました。この十数年間と云うもの多くの暴言とひどいやり方に如何に苦しめられてきたことか・・・と思い返されます。子どもが健やかにやさしい心で成長していることが、救いです。
 そしてコアの会のメンバーの方たちに出会う事が出来たと云うことも私にとって大きな救いとなっています。
 本当にありがとうございます。−心から感謝の気持ちを込めて−。

十一月三日文化の日の早朝に。 (ペンネーム m)